WorkoutGPX

ワークアウトはヘルスケアの中にある。GPXにして取り出そう。

Apple Watchで記録したランニング、サイクリング、ハイキング、ウォーキングはすべて、GPSの経路とともにヘルスケアに入っています。けれどヘルスケアには、それをファイルとして渡す機能がありません。WorkoutGPXにはあります。ワークアウトを1件、あるいは全履歴を選ぶと、それぞれが標準的なGPXファイルになります。経路、タイムスタンプ、そして時計が記録した心拍数、ケイデンス、パワー付きで、Strava、Garmin Connect、Komoot、Google Earth、あるいは自分のフォルダへそのまま。

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iPad, iPhone

無料。アカウント不要。データはiPhoneから出ません。

WorkoutGPXで12件のワークアウトにチェックが付き、下部に「12件のワークアウトを書き出す」ボタン12個の書類を載せた共有シート。ファイルへの保存、AirDrop、送信の準備ができている

まとめて書き出し

選択をタップして書き出したいワークアウトにチェックを付けるか、現在のフィルタですべて選択し、書き出すをタップ。アプリは各ワークアウトの経路とセンサーデータを順に取り出し(進行状況のカードからキャンセルもできます)、ワークアウトごとに1つのGPXファイルを載せた共有シートをひとつ開きます。2週間の旅行分がファイル、AirDrop、メールへ一度に送れます。GPSのないワークアウトはシートが開く前にスキップされ一覧に表示されます。黙って落とされることはありません。

ヘルスケアにあるワークアウトを、最初の1件まですべて

上限も締め切りもありません。一覧はデータのある限りさかのぼります。ランニング、ウォーキング、ハイキング、サイクリング、水泳、スキー、ローイング、そのほかGPS経路のあるすべての種目が、種目ごとの件数付きで並びます。種目と期間で絞り込み、先週、先月、3か月、1年のプリセットも。フィルタは書き出し中も保たれるので、「去年9月のハイキング」は1タップと1枚の共有シートで済みます。経路のないワークアウト、たとえば室内バイクや筋トレは隠され、トラックになれるものだけが並びます。

フィルタ。件数付きの種目、GPSのないワークアウトのスイッチ、プリセット付きの期間設定。メートル法かヤード・ポンド法、地図のスタイル、線の太さ、高度の色分け、書き出しに含めるセンサーデータ

ファイルの中身

ほかのアプリが単なる線ではなくワークアウトとして読めるGPXファイルです。各トラックポイントにタイムスタンプ、座標、標高があり、時計が記録していれば心拍数、ケイデンス、パワー、速度、方位も、Strava、Garmin Connect、GPXビューアがすでに理解しているGarminの拡張形式で書き込まれます。ファイルの説明欄にはヘルスケアが持つワークアウトの概要が入ります。距離、時間、消費エネルギー、獲得標高、平均心拍数。経路だけでよければ、センサーデータは設定でオフにできます。ワークアウトはそれぞれ独立したファイルで、zipではありません。フィットネスサービスがそれを求め、ファイルアプリもAirDropもそのまま受け取るからです。

書き出す前に、経路を見る

ワークアウトを開くと経路が地図に現れます。強度、勾配、標高のいずれかで色分けされ、ピークと谷にマークが付き、数字はカードにまとまります。距離、開始と終了、最低標高、最高標高、獲得標高。標高プロファイルをなぞると、マーカーがトラック上を追います。標準、航空写真、ハイブリッドの地図、メートル法かヤード・ポンド法、線の太さもお好みで。

強度で色分けした地図上のハイキング。ピークにマーク、その下に標高プロファイル

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iPadで

大きな画面でも同じアプリ。一覧、フィルタ、経路、書き出し。iPadでシーズン丸ごとを選択して、ファイルをフォルダへ一度に共有できます。

iPadのWorkoutGPX。日付、時間、距離を添えたワークアウト一覧

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そのままGPX Exploreで開く

WorkoutGPXが書くファイルは、GPX Exploreが読むファイルです。Mac、iPhone、iPadで開くと、地図の下に心拍数のグラフが描かれ、登りはトラック上で色分けされ、移動時間、ペース、スプリットが計算されます。ヘルスケアからGPXへ、GPXから地図へ。どちらも無料です。

書き出したワークアウトをMacのGPX Exploreで開いたところ。地図の下に心拍数のグラフ、ルートのカード

あなたのデータはあなたのもの

WorkoutGPXはヘルスケアを読むだけで、書き込むことはありません。サーバーもアカウントもなく、ネットワークにはいっさい接続しません。健康データがiPhoneを離れるのは、あなたがファイルを共有するときだけ、しかもそのファイルとしてだけです。コードはMITライセンスのオープンソースで、github.com/gavi/WorkoutGPXにあります。英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、日本語に対応。iPhoneとiPad、iOS 18.2以降。

よくある質問

Apple WatchのワークアウトをGPXファイルに書き出すには? WorkoutGPXをインストールし、ヘルスケアのワークアウトと経路の読み取りを許可して、ワークアウトをタップして共有します。共有シートに.gpxファイルとして現れるので、ファイルに保存、AirDropでMacへ、あるいは別のアプリへ送れます。画像付きの手順(英語): How to export Apple Watch workouts as GPX。

GPXに心拍数、パワー、ケイデンスは入りますか? はい。時計が記録していれば各ポイントに、Strava、Garmin Connect、GPXビューアがセンサーとして読むGarminの拡張形式で入ります。どう見えるか(英語): How to see heart rate and power from a GPX file。

全履歴をまとめて書き出せますか? はい。フィルタを設定するかしないかを決め、選択、すべて選択、書き出すの順にタップ。ひとつの共有シートにワークアウトごとのファイルが載り、経路のないワークアウトは落とされずに一覧で示されます。

Strava、Garmin Connect、Komootで開けますか? 開けます。ファイルは標準のGPX 1.1で、拡張形式はこれらのサービス自身が書くものと同じです。各サービスはワークアウトごとに1つのGPXを受け取るので、書き出しはzipではなく個別のファイルです。

一覧にないワークアウトがあるのはなぜ? GPSの経路がないためトラックになれないからです。室内バイク、筋トレ、プールでの水泳など。フィルタでGPSのないワークアウトを表示をオンにすると一覧に出ます。

Apple Watchは必要ですか? いいえ。WorkoutGPXは、Watchが記録したものでも、ほかのアプリがヘルスケアに保存したものでも、GPS経路のあるヘルスケアのワークアウトならどれでも書き出せます。

MacでGPXを開くには? Mac App StoreのGPX Exploreで。ほかの開き方と、既定のアプリにする方法(英語): How to open a GPX file on a Mac。

無料ですか? はい。アプリ内課金もアカウントもなく、コードはオープンソースです。

最近の変更は? バージョンの記事(英語): WorkoutGPX 1.5: export many workouts at once。

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